不妊症と鍼灸②
女性不妊症の鍼灸治療は、基本的には
他のすべての疾患と同じように、
患者様の体質や原因と思われる邪気の
種類を診て、それに対応した経絡・経穴を
使っていくのですが、特別に、
「周期療法」というものもあります。
女性には月経周期があり、正常であれば
低温期→排卵→高温期→月経→低温期…
という流れになります。
低温期:陰を補う
排卵期:気の巡りを良くする
高温期:陽を補う
月経期:血の巡りを良くする
このように周期によって治療穴を
変えることで、基礎体温が2層性を
示すように手助けしていきます。
多嚢胞性卵巣で排卵しづらい体質の方、
黄体機能不全で高温期の体温上昇が
不安定な方などは、ぜひご相談ください。
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