梅雨入り前に
朝晩はまだ涼しいのですが、昼間は暑さ
を感じることも多くなってきました。
電車にも冷房が入り始めましたね。
いまは暑さに身体を慣らしていく時期で
す。
熱中症には気をつけなければなりません
が、汗をかく練習がてら、昼間わずかな
時間でも冷房の効いた室内から出て、熱
気に晒されるのも養生になりますよ。
またこの時期、早春に比べて少し食欲が
落ちているのが普通かもしれません。
気温の低い季節は代謝を上げてせっせと
体温をつくらなければなりませんが、暑
い季節はそこまで頑張らなくても体温を
保持できるので、代謝が下がります。
基礎代謝が下がれば、消費するカロリー
も少なくて済みますので、食べる量も冬
より少なくていい訳です。
最近あまりお腹が空かない、食欲が出な
い、調子は悪くないけれど…、という方
は、食べる量を少し減らすとちょうど良
くなるかもしれません。
これから梅雨の季節に入りますが、東洋
医学では、低気圧や湿気に弱い体質の方
は、胃腸の調子が万全ではないと考えま
す。
逆に、胃腸の調子が良いと、梅雨の時期
も体調を落とさずに過ごせるかもしれま
せん。
食べ過ぎは“痰飲”とか“食滞”といった病理
を招き、胃腸の負担になる恐れがありま
す。
身体からのサインを見逃さずに、食べる
量を調節したり、旬のものを召し上がっ
たりしてみてください。
胃腸を万全にして、梅雨に臨みましょう。
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