むずむず脚症候群
夜に、眠ろうとして横になると、脚が
むずむずと疼いたり、ほてりや冷え、
痛みなどを感じて眠れないということが
ありませんか?
このような症状はむずむず脚症候群とか
レストレスレッグス症候群と呼ばれてい
ます。
脚を動かすと嫌な感覚が軽減するので、
活動している昼間はあまり症状が出ませ
ん。
夕方から夜に症状が悪化するため、なか
なか寝つけなかったり、途中で目が覚め
てしまうなどの睡眠障害につながること
もあります。
症状をお持ちの方にとっては、お悩みの
深い疾患です。
原因は完全には解明されていませんが、
脳の異常や鉄代謝の異常が指摘されてい
ます。
遺伝も関係しているようです。
対処としては、症状を悪化させる恐れの
あるアルコールやカフェインを控えます。
病院では飲み薬や貼り薬が処方されるよ
うです。
藁をもつかむ思いで、鍼灸治療を希望さ
れる方もいらっしゃいます。
鍼灸では、むずむずと疼くラインを走行
する経絡の気血の滞りを除去することで、
感覚を正常化させていきます。
同時に、全身のバランスを整えて神経の
高ぶりを抑えます。
お薬の効果がなかなか出ないという方は
ぜひご相談ください。
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