春の腰痛
本日、東京では桜の開花宣言が出されま
した。が、雪が降っています。
今週は本当に寒暖の差が大きく、雨が降
ったり、風が強かったりもしました。
気温や気圧がどんなに乱高下しても、生
命維持のために、体温や血圧などは一定
に保たれなくてはなりません。
そのため、自律神経系や内分泌系などの
器官がフル稼働して調整をおこなってい
ます。
無意識下でおこなわれるこれらの作業に
エネルギーが使われ、「とくに忙しくも
ないのに、なぜか疲れる」などの症状が
あらわれます。
このようなときは無理をせず、睡眠を多
めにとり、胃腸に優しい食事を心がけま
しょう。
今週はギックリ腰などの腰痛の患者様が
多くお見えになりました。
東洋医学では、冬のあいだ忙しくて英気
を養えなかった方は、腎のエネルギーが
低下しており、春の寒暖差をきっかけと
して、腰に症状が出やすいと考えられて
います。
冬からずっと過労気味で、腰から脚にか
けて重だるく感じる方は、腎のエネルギ
ーが低下している徴候ですので、お気を
つけください。
・腰や下腹部、足元を冷やさないように
する
・下腹部まで空気を送るようなイメージ
で深呼吸する
・黒豆や黒ゴマ、黒きくらげなどの黒い
色の食材を積極的に摂る
・そのほか、クルミ、山芋、エビ、ナマ
コ、ホタテ、ラム肉などを食べる
このような養生法がありますよ。
週末はよくお身体を休めてお過ごしくだ
さい。
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