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ペットボトル温灸

台風が頻繁にやってきて暑さと湿気を

もたらしてはいますが、季節は着実に

秋に向かっています。


朝晩はだいぶ涼しくなってきましたの

で、冷たい飲料を頻繁に飲んだり薄着

で眠ったりというような、夏の習慣は

早めに改めて、カゼやアレルギー症状

を予防していきましょう。


寒暖差が大きい季節は自律神経の負担

が増えることから、ギックリ腰や首の

寝違え、不眠、倦怠感などの症状も起

こりやすくなります。


季節の変わり目に体調を崩しやすいと

いう方は、ペットボトル温灸を試して

みてはいかがでしょうか。


ペットボトル温灸とは、鍼灸師・若林

理砂さんが提唱しておられる養生法で

本も出版されています。


ホット用の空ペットボトルに水を3分

の1入れ、そのうえにお湯を3分の2

注ぎます。


これでツボの部分を温めて治療するの

ですが、温まる面積が広いので、肩や

腰、腹部、足裏など、ツボに拘らずに

冷えやコリを感じる部位に押し当てる

だけでも、血行改善から症状の緩和が

見込めると思います。


熱く感じるときは我慢せずに皮膚から

離し、また少し押し当てては離し、を

繰り返してみてください。


手軽な湯たんぽのように考えて、くれ

ぐれも火傷をしないようにお気をつけ

ください。


疲労・倦怠感には下腹部や腰を温める

のがお薦めです。

食欲不振や下痢には臍の真上を温めて

みてください。

眠れないときには足のかかとを、カゼ

を引きそうなときは、肘を曲げたとき

に内側にできるしわの辺りを、温めて

みてください。


夏の疲れを回復させるためには、まず

は秋の実りを食べて栄養をつけ、睡眠

をしっかりとることが必要です。

体調が悪くて食欲や睡眠に支障が出て

いるときは、このような温める治療法

も使ってみてください。

星空散歩治療院 ペットボトル温灸

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