良いお年を
冬至を過ぎて、冬本番の寒さになって
きました。
12月の東京はほとんど雨が降らず、
空気がカラカラになっています。
インフルエンザの患者数が6年ぶりに
警報レベルを超えているほか、コロナ
やマイコプラズマ肺炎なども引き続き
流行しているようです。
せめてお部屋の加湿や基本的な感染症
対策をして、年末年始の体調を守って
いただけたらと思います。
当院は12月31日から1月3日まで
お休みをいただきます。
本年もご利用いただき誠にありがとう
ございました。
今年は能登の地震に始まり、豪雨災害
や猛暑、円安や物価高、若者が強盗に
関与する事件、予測を上回る出生数の
減少なども報じられました。
社会の行く末について、不安になって
いる方も多いだろうと思います。
医療分野でも依然として医薬品の不足
は続いていますし、地方では医師不足
も深刻になってきているようです。
年々自分自身による体調管理、セルフ
ケアの重要性が増していくのを感じて
います。
昼行性や恒温動物であることなど、人
という種に共通する身体的性質は確か
にある一方で、個人の体質は遺伝情報
や成長期の生活習慣など、さまざまな
要素が関わって多様かつ変化する可能
性もあるものです。
その人のその時にしっくりくる、睡眠
時間、食事の量や内容、運動の種類や
強度、情報量、労働内容、気晴らしの
仕方などがあるはずなのです。
元気そうな人に勧められたり、健康本
に書いてあることが自身を健康にする
かどうかわからないので難しいです。
いろいろと柔軟に試しながらご自身の
体質の特徴をつかんで、健康的な状態
をキープできるといいですね。
体調が優れない方は、まずは合わない
ことを続けていないか、ご自身と対話
してみてください。
どのような社会情勢になってもタフに
乗り切れますように。
2025年の皆様のご健康とご多幸を
お祈り申し上げます。
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